指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

子育てにはアイデアとクリエイティビティが必要

ちょっと前に話題になったこの増田。

クリエイティブになりきれず

これを読んで「クリエイティブに憧れててクリエイターコンプレックスをこじらせてる人いっぱいいるよなあ」と思う反面、「クリエイティビティってアイデアのあるところには必ず存在していて、それって広告代理店やアーティストだけが使うもんじゃなくて法務とか経理とかにも求められるよな」と思いました。
その考えを進めて行って「そういえば育児にもクリエイティブ精神って求められるよな!」と思い至ったのでまとめてみます。

ギークマム ―21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア (Make: Japan Books)

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私はクリエイターは「いままでにないものを作ることができる人」だと考えており、クリエイティブ精神は「いままでにないものを生み出そうとすること」だと認識しています。
クリエイト=創造ですからね。
で、クリエイターが生み出したもののうち、なんらかの問題をいい感じに解決するものを「アイデア」と呼ぶんじゃないかなーと思っています。
問題を解決できる人はみなアイデアを創造できるクリエイターだとも思います。

その視点から行くと子育てにはアイデアとクリエイティブ精神がひっじょーに求められると思うのですよ。
例えば夜に子供を寝かしつけたい。
しかし寝ない、遊びまわる。
無理やりベッドに連れて行って泣かせながら強引に寝かせるのもありなのですがスマートじゃない。
そこで必要になってくるのがアイデアです。

私の実体験をお話しします。
子供が寝なくて困っている時に、「言うことを聞かない子供にはオバケが効果てきめん」ということを聞いて「早く寝ないと、ほら窓の外までオバケが来てるよ!」と言って寝かしつけてみたこともありました。
確かにすごく効きすぐにベッドに入ったのですが、あまりに怖がらせすぎたせいか夜中に何度も泣きながら目を覚ましてしまい、いい方法じゃなかったなと反省しました。
これはよいアイデアではない。

じゃあどうするかということでいろいろと試してみました。
絵本を読んでみたり家の電気を全部消してみたり…。
最終的には「かくれんぼをしよう!」と寝室まで連れて行って「早く寝たらアンパンマンが夢に出てくるよ」とコンボを決めることでようやく素直に寝ることができるようになりました。
ここに至るまでの手を替え品を替えやっても子供が寝ない時は大変でしたが、いろいろとアイデアを考えて試して見るのは楽しかったです。
問題を上手い具合に解決するアイデアってなかなか見つからなくって、これだけなんでもできる情報社会であっても育児のような人によってケースが異なりまくる場合は自分で解決法を探すっきゃないんですよね。

子育てに限らず、どんな仕事や趣味でもアイデアって必要となってくるし問題を解決しようという心構えが必要だと思うのですが、特に育児でそれが必要になってくるのは単純に「問題によくぶち当たるから」ではないでしょうか。
好き嫌いをするとかお風呂に入らないとか。
うちでは毎回お風呂に入れるために手を替え品を替えやっていて、昨日は使い切った味噌のパックにゴムボールを入れて船のようにして洗面器に浮かべ子供の興味を惹かせて、そのままお風呂に連行しました。
毎日毎時アイデアを求められるので、育児が本格化して来た時は「仕事よりも相当クリエイティブを求められるな…」と本気で思いました。

強引に育てるだけだったらアイデアはいりません。
泣いてもわめいても手を引っ張ってお風呂に入れることはできます。
しかし子供の意思を尊重してみんなが幸せになるような解決法を探すのは割と難しく、クリエイティブ精神を持った人にとっては楽しいポイントだと思うのです。
私は東村アキコの「ママはテンパリスト」大好きなんですが、まさにこの本は子育ての大変さをアイデアでは乗り切っているバイブルみたいなもんだと思います。
これを見ると子育てってクリエイティビティがあれば楽しくなるよなーというのが本当に実感できる名作です。
私は東村アキコのようなアイデアをバンバン出せるようなクリエイターではないですが、ゴリ押しではうまくいかない状況からみなが幸せになれるようなアイデアを考えて解決法を探るのは楽しいなあと思います。

メロポンだし!(1)

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ゲームはこうしてできている クリエイターの仕事と企画術

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