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指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

いち早くステージにあがった人が勝ちなのかもしれない

考え方 楽器

楽器をやりはじめた人の最初のハードルって発表の場だと思うんですよね。
カルチャースクールでピアノを習い始めた人とかはスクール全体の発表会とかもあるのですが、ギターやドラムだったらバンドを組まない限りステージには立てない。
トランペットを習い始めたけど吹奏楽団やオーケストラに入るのは気が引けるので一人でやっています、という人もたくさん見てきました。
私の観測範囲内だけかもしれませんが、長く続けたりうまくなる人はいち早くステージに立った人が多いと感じます。
逆に発表の機会に恵まれなかった人はフェードアウトして辞めていく人がとても多い。
もったいないですが。
自分の技術がまだまだと知りつつも頑張って演奏会に出た人がメキメキ上手くなっていくのを見ると、ステージにあがることってとても大事なんだなあと思います。

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ドラえもんで、のび太がスキーゲレンデに行ったにもかかわらず全く滑れなかった際にこういう名言を残しています。

「ねえ、ドラえもん、ぼく思うんだけど もう少しうまくなってから練習したほうが…」

のび太らしい間の抜けたセリフですが、これ、笑い事ではないと思うのです。
もう少しうまくなってからやろう、マシになってからステージに立とうと思っている人はかなり多い。
(特にオジサンになればなるほど多い)
確かにプライドの高い人ほど「失敗する自分」をさらけ出すのには勇気が入りますが、ステージこそが人を育たせる最高の練習場だと私は考えています。
そういう意味ではいち早くプライドは捨てたほうがよいです。

私の知人にスポーツもそこそこできる、地頭もいい、音楽も英語も出来る本当に多才な(悪く言えば器用貧乏な)人がいるのですが、彼はそういう「初心者の姿を見せる」ことに関するプライドを全く持っていません。
はじめて数ヶ月のスポーツとかでも平気で大会に出たりする。
もちろん入賞とかはできないのですが初心者にしてはそこそこの成績を残し、初心者群の中ではいち早く成長する。
彼は多分ステージに上がることが成長できることを知っているというよりも、単にステージに上がることが好きなだけなんです。
それでもどんどん上手くなって多趣味になっていく。
本当にすごいなと尊敬していますし、彼を見るたびに我が身を晒すことを恐れちゃいけないなって思います。

加えてステージに立つ初心者を笑うことはやってはいけないなとも思うのです。
誰だって最初は初心者ですし、私はステージさえ練習の機会だと考えています。
何より、ステージに立つ勇気を讃えてあげたい。
初心者はみな自分が下手だって知っているのです。
それでもプライドを抑えてまでステージに立つ。
それって素晴らしいことだと思います。
「自分はまだ発表会に出るレベルじゃないからね」とためらっているオジサンたちよりもずっとカッコイイ。
そういう勇気ある人達を鼻で笑ってはいけない。

初めてのステージに立つのは怖いものです。
私は指揮をやっているので1000人入ったホールでの指揮も緊張はしませんが、TOEICの本番は多分緊張します。
でもその恐れとかプライドとかを乗り越えないと、絶対にその先には進めないと思うのです。
50になっても60になっても、ステージにあがる勇気をもったオジサンになりたい。

ピアノ入門レシピ(おとなのピアノレッスン)

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