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指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

貴重品の管理が信頼を守ることについて

考え方 生活

よくホールや式場で「貴重品は預けずにお手元にお持ちください」とアナウンスされたりしますよね。

私はこういう時に貴重品の持ち歩きを徹底するよう心がけています。
会社のロッカーや机にも鍵は忘れずかけるようにしていますし、どんなちょっとしたところでも必ず自転車の鍵はかけます。
昔はどちらかというとこういうことにはルーズな方だったのですが、貴重品の持ち歩きを徹底しなかったために嫌な思いをしたことがあり、それ以降は意識して自分の持ち物を管理するようになりました。

 私は大学生の頃に飲食店でバイトをしていました。

まあまあの規模の店で、社員さんが4、5名、パートのおばちゃんが3、4名、学生バイトが6から9人くらいで常に店を回していて、それぞれが調理や皿洗いなどの担当業務を行う感じです。
私は大学の5限目が終わってから店に行き、ロッカーが手早く着替えてからホールに出て営業終了の22時以降の後片付けまで働くことが多くて、他の学生バイトもだいたい似たようなスタイルで働いていました。
 
学生の仲はだいたいよかったのですが、ちょい不良っぽいグループとそうでないグループの2つに大きく分かれていて、つるむのは同じグループの方が多かったです。
(私は後者のグループ)
特に仲が悪いということはなかったのですが、なんとなく似たもの同士の方が話も通じますし。
バイト自体は大変だったのですが、普段の生活とはまた違う種類の友人ができて楽しく過ごし3年ほど続けました。
片付けが終わった後にみんなでまかない(廃棄してしまうご飯)を一緒に食べることができたのもありがたかったです。
 
まあまあ楽しかったバイトライフですが、働き出して3年目に事件が起こりました。
どうやら誰かがロッカーに置いてある財布から現金を抜き取っているらしい。
確実な証拠はなかったのですが、友人が明らかに万札が減っていると言って、それを受けて自分を含むほかのバイト仲間も財布を確認したところ、確かに数千円から数万円減っている。
ロッカーに鍵は着いていなかったので、財布を持ち歩いていなかった人のうちの何人かが財布の中身を抜き取られたようでした。
ロッカールームは構造上お客さんは入ることができない。
やったのは確実に一緒に働いていた誰かだったのです。
 
なんとなく犯人の目星は着いていました。
不良グループのうちのその日のシフトに入っていたメンバーのうちのあの人だろうというのは友達との間でほぼ共通認識ができていたのですが、確たる証拠はない。
もしかしたら友達と思っていた人が取ったのかもしれない。
優しかったパートのおばちゃんが取ったのかもしれない。
そう思った途端に自分の中で何かがスーッと冷めて行き、気がついたら店長にバイトを辞める旨を伝えていました。
 
バイトを辞めた後はひたすら自分の管理能力の甘さを悔いていました。
なぜ財布を持ち歩かなかったのだろうと。
もちろん自分だけしっかり管理をしても他の人の現金が取られたら同じことだったのかもと思うのですが、みながしっかり管理していればそもそも犯人だって取りようはなかったわけで。
うまくいけば嫌な思いをせずに円満にバイトを終わることができたと思うんです。
 
この一件以来、私は貴重品の管理を徹底するようにしました。
会社のロッカーにも必ず鍵をかけるのは、もし何かがなくなっていた場合、自分と一緒に働いている人への信頼が壊れてしまうと思ったからです。
取られたものはまた買い直せばいいかもしれない。
でも信頼って戻りません。
自分が嫌な思いをしないために貴重品の管理はしっかりとした方がいいと思うのです。

ちなみにパートのおばちゃんたちはみな財布を持ち歩いていました。
さすが、人生経験の豊富な人は違う。

 

 

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