指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

終わらせることの難しさ

エイプリルフールのジョークは好きでも嫌いでも無いのですが、中には「うちもやろうぜ!」と勇んで始めてみたもののやめどきを見失ってしまい、めんどくさいけど今年のエイプリルフールでなにするか会議しまーすとかいう企業もあるのかなと思うとなんだか暗い気持ちになります。

誰も望んでないし特にやりたい人もいないんだけど惰性で続けてしまっているようなことの無意味さというか。
なんでもそうですが、終わらせることの難しさってあると思うんですよね。 

 

終物語 (上) (講談社BOX)

終物語 (上) (講談社BOX)

 

 

 笑っていいともの最終回は録画したまままだ見ていませんが、いいともは絶対始める労力よりも終わらせる労力の方がはるかに大きかったと思うんですよ。

車と同じでプロジェクトって一旦走り始めてしまえば慣性がかかるので走らせ続けるのはそれほど難しくありません。
エネルギーがかかるのは動かし出す時と止める時。
この時にどれだけプロジェクトが大きいか重たいかによって動かすコストと止めるコストは決まってきます。
成功している人気のプロジェクトほど辞めるのが大変なのは、スタートアップ時の大きさに比べて停止時の方がはるかに大きくなっているからです。
逆に鳴り物入りで始まったものの鳴かず飛ばずだったプロジェクトはうやむやにされても誰もわかりませんし。
 
気軽に始めてみたものの、なかなか終わることができないものって身近にもあります。
私なんかはドラマとかがそうで、シリーズ録画しているものは必ず全部消化しないと気が済まないたちです。
途中で展開がだれてきてもあの伏線はどうなるの?というが気になって切ることができません。
プリズンブレイクにハマった時は地獄でした。
ネトゲとか人と人とのコミュニケーションがからむものもやめづらいですね。
自分がログインしないと他の人に迷惑がかかる…というのは終わらせるコストをあげる大きな要因だと思います。
 
これを逆手にとって習慣を続けるための方法もあります。
「続ける技術」に挙げられているテクニックの一つで「公言する」というものがあり、「英語を勉強して留学するんだ!」とか「1ヶ月以内に禁煙します」とか目標を周りの人に言いふらすことで辞めにくい環境を自ら作るというものです。
終わらせるコストを大きくしているんですよね。
 
企業のプロジェクトであっても個人の趣味であっても、気軽に始めたのに終わらせるのに大いに苦労するということはままあります。
始める前から終わらせる時のことを考えておくべきです。
とりあえず私はもう海外ドラマは見ません。

 

「続ける」技術

「続ける」技術

  

 

終物語 (下) (講談社box)

終物語 (下) (講談社box)

 
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