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指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

うめぼしの謎というマンガについて

Twitter でうめぼしの謎の画像が流れてきて非常に懐かしい気持ちになったので記事を書いてみます。

知ってますでしょうか、うめぼしの謎。

 

蔵出しうめぼしの謎完全版 (ダイトコミックス)

蔵出しうめぼしの謎完全版 (ダイトコミックス)

 

 

20年ほど前、エニックスがイケイケな時期に「ギャグ王」という雑誌が発行されました。

一応ギャグ専門をうたった雑誌として創刊し、作家陣はドラゴンクエスト4コマ劇場の若手陣のほか、ガンガンで連載中の作家も何人か書いていました。

 

その中でひときわ異彩を放っていたのがうめぼしの謎。

連載開始当時高校生(!)だった三笠山出月のシュールすぎる4コママンガは一躍カルト的な人気を博し、知名度こそ低いものの知る人ぞ知る名作となりました。

マンガの特徴を一言で言い表すのは難しいのですが、吉田戦車うすた京介の間のミッシングリンク的存在というか、シュールアンドガビーンの流れは踏襲しつつもとにかくシンプルでギャグのアイデアをそのままケント紙に写したような素直さがあります。

いまでいうとニャロメロンとかに近いのかな?

 

とにかく新しい手法を開拓することに関しては貪欲で、4コマの枠線を長方形以外にしたり枠をなくしてみたりと、文字通り型破りな回がたくさんありました。

部首の4コマばかり載せた回は笑ったなあ。

 

作風以外では欄外の落書きも忘れちゃいけません。

4コママンガの枠の外に愚痴からなにからとにかく書きまくってます。

「受験やべえよ…」などの近況を匂わせるものから「うーん普通、いやおもんないかな」とひとつひとつ自分の4コマを採点したものまで。

エニックスと喧嘩したのでストライキ中です」と書くことを放棄したものもありました。

 

締め切り破り魔で編集部と対立することが多かったそうで、最後はほぼ喧嘩別れのように打ち切られたそうです。

そのため単行本に収録されない回が2回ほどあったのですが(インド旅行実録記と最終回)これはいまはもう読めないんですよね…。

非常に中途半端な幕切れです。

最終回は特に感動的だったので残念です。

読みたいなあ。

 

連載終了からしばらくたった2002年に復刊ドットコムによって1,2巻がまとめられた完全版が出版されました。

今現在新品で買えるのはこの完全版のみです。

 

興味を持たれた方はぜひWikipediaのうめ謎のページを見てみてください。

ファンの熱い気持ちが伝わると思います。

 

 

梶原あや作品集(上) 殺し屋ジョニー/けんけん猫間軒(1) (fukkan.com)

梶原あや作品集(上) 殺し屋ジョニー/けんけん猫間軒(1) (fukkan.com)

 

 

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