読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

逃げ道を残して叱る

黒田官兵衛の戦術みたいな特集をテレビで見ました。

その中に印象的な戦術が。

官兵衛が敵を追い詰めるときは全方位から追い詰めるのではなく、必ず逃げ道を残しておいたそうです。

逃げ道を立った状態で追い詰めると、敵は死に物狂いで抵抗する。

しかし逃げ道があるとしんがりを守るモチベーションが下がり、みんな逃げる方を選ぶそうです。

この「逃げ道を残す」って叱り方にも当てはまるよなあと思って見ていました。

 

義風堂々!! 疾風の軍師 -黒田官兵衛- (ゼノンコミックス)

義風堂々!! 疾風の軍師 -黒田官兵衛- (ゼノンコミックス)

 

 

子供を追い詰めるように叱るお母さんっていますよね。

 

「なんでこんなことしたの」

「しちゃダメって言ったよね」

「◯◯ちゃん約束守れない子なの?」

「そんな悪い子にはサンタさん来ないよ?」

 

これって逃げ道を絶った怒り方だと思うのです。

子供の感情や行動をすべて否定しており、こんな怒り方をするとかえって反発するんじゃないの…と横で聞いているとヒヤヒヤします。

ここに逃げ道を一つ加えるだけでだいぶ変わるんじゃないでしょうか。

 

逃げ道は子供が「うん」という問いかけならなんでもいいと思うのです。

「もうしないよね」とか、「◯◯したかったからこうしたの?」とか、なんでもいいから子供に「うん」と言わせて肯定させる

「そう、そういうことが言いたかったんだよ」と思わせる。

「お母さんはなんでそんな嫌なことばっかり言うの!」という反発を抑えて、ちょっとでも「私のことをわかってくれている」と感じさせる。

たくさん怒った後でも最後にこれをつけると、少しは反発から納得に向かいやすいんじゃないでしょうか。

 

「相手が肯定を返すであろう質問をする」だけで言えば、子供のしつけだけじゃなくて普段のコミュニケーションでも使えると思います。

「この人は私の言いたいことをわかってくれているな」と1回でも思ってもらえれば、自分への反発係数が小さくなる気がします。

逃げ道を残すのは叱るだけに限らず、お願いごとをしたり反対意見をいう時にも有効かもしれませんね。

 

広告を非表示にする