指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

自分がいない世界への嫉妬

4日ほど前から寝込んでおり、うなされながら年を越しました。

カフェインの離脱症状と風邪を併発してしまった史上最悪の体調の元旦でした。
(カフェインの離脱症状についてはまた書きます)

 

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ベッドでうなされながら寝ているとかすかに流れてくる紅白。

そして紅白を見ながら談笑する声が聞こえてくる。
自分がいなくても進んでいく世界がおぼろげに感じられて、あぁ、自分が死んだ後の世界もこんな感じなのかなあと思いました。
 
そういえば伊集院光もラジオで似たような事を言っていたような…。
なんだか病気の時に聞こえる他の部屋からの笑い声って妙にイライラするんですよね。
昔は「病気なんだから気を使ってよ」というイライラかと思ってましたが、最近は「なんで自分がいなくても楽しそうにしてるんだ…」という嫉妬のような感情を抱いているのかな、考えるようになりました。
 
誰への嫉妬なのか。
それは自分のいない世界への嫉妬です。
自分がいない世界が、自分がいない悲しみより勝るくらい面白くて楽しいことに嫉妬しています。
もちろん自分が死んだとしても家族にずっと悲しみ続けて欲しくないですし、早く立ち直ってくれと願います。
しかしやはり本心としては自分がいたという爪痕が世界に残って欲しいというか、そうでないと生きていた意味がないというか。
たぶん死ぬ直前も「みんな元気でやってくれよな」と言いつつも、心の何処かでは「そこそこ悲しんでくれよ!」と思いながら逝くんだろうなあ、ということが体感できた枕上でした。
 
この自分がいない世界への嫉妬は結構誰しも持っている感情だと思います。
消えてしまいたいと思いながら生きている人なら別ですが、そうでなければみな同様に世界マイナス自分へのねたみを感じているのではないでしょうか。
誰だって、自分がいる世界よりもいない世界の方が面白くなくなれ!と思いながら逝くと思うのです。
 
あ、風邪は治りました。
もう元気です。

 

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