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指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

八つ当たりは恥ずかしい

みなさんは八つ当たりはしますでしょうか。

私はよくします。

眠いけど寝れない時によくします。

睡眠大好きです。

 

結婚式の直前一週間は準備のため睡眠時間がどんどん削られてイライラしてきて、八つ当たりや意味のないケンカをよくしていました。

あれやっとくって言ったじゃん!とか、なんで筆ペンが見当たらないんよ!とか、怒ってもしょうがないじゃんってことばっかりでプリプリしてました。

八つ当たりは後で思い返すと「申し訳なかったなー」「大人気なかったなー」と思うのですが、怒っている時はなかなかそう思えないんですよね。

なぜ八つ当たりであることを認められないか。

私の場合は「恥ずかしいから」です。

 

逃げるは恥だが役に立つ(1)

逃げるは恥だが役に立つ(1)

 


 例えば私が寝不足の時に後輩がちょっとしたミスをして仕事が一つ増えたとします。

私はイライラしているので「ちょっとしっかりしてよ、仕事が増えるじゃん」と文句を言うでしょう。

ここで後輩が「なんでこれくらいのことでそんなに怒るんですか?寝不足ですか?」と言ったらキレると思います

 

確かに、後輩君は100%正解です。

普段なら怒らないようなミスなのに文句を言うのは、私が寝不足だからです。

しかしここで私が「そうだね、寝不足だからイライラしてるんだね」と言ってしまうと「私は自分の寝不足のせいで関係ない後輩に八つ当りしています」と認めるのと同じであり、自分は感情のコントロールも出来ない人間です、と言っていることと同じ。

だからイライラを認めず、あくまで後輩のミスのせいで怒っている(ということにしている)のです。

自分の至らなさを認めるのが恥ずかしいのですよ。

 

中にはイライラとは関係なく、正当な怒りもあるかもしれません。

例えば上の例で後輩君が本気でまずいミスを犯していた場合は、イライラしてようがしてまいが私は怒っていたと思います。

しかしこの場合の怒りは八つ当たりではなく、正当な怒りです。

八つ当たりは「関係のない人にまで当たり散らす」(goo国語辞書)ことだそうです。

 

八つ当たりをしている最中に「あ、これは寝不足だから怒ってるんだな…」と自分で気づくこともあります。

それでも八つ当たりをやめられないのは自分の小さなプライドです。

感情の制御もできない自分を認めたくないのです。

まあ実際できていないから八つ当たりするわけですが。

 

そこで自分に課題をひとつ。

イライラして怒ってしまった時はなるべくその原因を言うようにしています。

寝不足で怒った時は、相手に非があろうとなかろうと「寝不足でイライラしてるんだ、ゴメンね」とちょっと添えるようにする、というルールです。

最近言うように頑張っていますが、コレ結構恥ずかしいです。

「私は眠いと怒っちゃうんです!」と言っているんですからそりゃ恥ずかしいですよねー。

ただこれを言おうと意識することで「自分が怒っているのは寝不足のせいか?正当な理由か?」と一歩立ち止まれるようになりました。

八つ当たり防止フィルターをあらかじめかけておき、極力無駄な怒りと「やっちまった…」という後悔を減らしたいのです。

糸井重里が誰かとの対談で「イライラしてる人とは仕事したくないよね」と言っていました。

全くもってそのとおりだと思います。

自分もイライラしている人の近くにはなるべく寄りたくありません。

無知の知じゃないですけど、自分はダメダメなやつなんだと自覚してから見える世界もあるんだなあ、と思います。

(これもうぬぼれかな?)

 

「恥の文化」という神話

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