指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

毒を吐く才能が無い

毒をうまく吐くには才能がいる。

そして私には毒舌の才能が無い、のです。

 

毒を吐くとはどういうことか。

「嫌われる覚悟で本音を言うこと」ではなく、本質は「みんなが思ってるけど言えないことを直球で言うこと」じゃないでしょうか。

ようするに代弁感

大衆(または一部の層)からの「そうだそうだ!」という支持があるのが毒舌のあるべき姿だと思います。

 

オレは絶対性格悪くない!

オレは絶対性格悪くない!

 

 

 

「毒舌」という芸

 

毒舌は一種のパフォーマンスなので、演者と観客が必要です。

そして第一の目的は観客を喜ばせること。

観客のいない毒舌は陰口であり、観客が喜ばない毒舌は悪口です。

ただの口の悪い人と毒舌家との差はエンターテイメント性。

このエンターテイメント性が非常に難しい。

才能が必要だと思います。

 

芸人さんで「客いじり」をする人がたまにいますよね。

 

「今日はべっぴんさんばっかりでんな〜

 端から順にべっぴんさん、べっぴんさん、ひとり飛ばしてべっぴんさん」

 

みたいな。

ここで笑いが起これば毒舌になりますが、誰も笑わなければ…。

 

指揮者でも奏者いじりする人がいるんですが、これが上手な人と下手な人がはっきり別れます。

うまい人は「音外すなボケー!!」でも奏者大爆笑です。

ホントに。

私は苦手ですね…。

怖くてとても言えません。

 

毒舌が下手な人

 

毒舌が下手な人は主に3つのことができていません。

 

ひとつ、代弁感がない。

おしゃべりクソ野郎が大ウケしたのは、みんながどこかで品川のことをおしゃべりでいけ好かないやつ、と思っていたからです。

この代弁感がないと悪口になります。

 

ひとつ、場の空気が読めない。

例えば上の「音外すなボケー!!」をものすごい繊細な奏者にやっちゃう人もいます。

当然他の奏者からは「なんでそんなかわいそうなことを言うの…」とひんしゅくを買います。

 

ひとつ、自分が毒舌に向いていないと気づいていない。

「オレ毒舌キャラなんだぜー!」みたいに振る舞う人もいますが、向いてないのに無理して毒舌してる人は痛々しいだけです。

自称ご意見番的な人に多いんじゃないでしょうか。

mixiでこんな人いっぱいいたなあ…)

 

絶対に無理してはいけない

 

私はビビリで、他人から嫌われるのがとても怖いです。

ブログの炎上もとてもこわい。

ただ、ブログのネタが無いときに「過激なことを言ったらPV上がるかな…」と思い余計なことを書いて大失敗したことが何度かあります。

本当に自分の力量をしらずに安易に毒を吐いてはいけない…!

 

てなわけで、私は毒を吐く才能にあふれた人たちを心の底から尊敬しているのです。

自分にはなれない、ヒーロー的な意味で。

 

現代用語のクソ知識

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嫌われない毒舌のすすめ (ベスト新書)

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