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指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

「勝負する」という生き方

考え方

NHKで一流レストランの接客のプロという人のドキュメンタリーをやっていました。

宮崎さんという方で接客の世界大会で優勝した経験もあるようです。

単純に食事を丁寧にサーブするだけでなく、照明の落とし方まで指示する「レストランの芸術監督」のような仕事でした。

 

この番組の中で一点「おや?」と思った宮崎さんの発言がありました。

細かいところは覚えていませんが、おおまかには

 

  • 接客は勝負なんです。
  • お客様がお店から出て見えなくなるまで勝負は終わっていない。
  • 最初に受けた電話の印象が悪ければそこで勝負がついてしまう。

 

という趣旨のことをおっしゃっていたと思います。

 

一聴するとこの発言は奇妙ですよね。

勝負は必ず二者間で行うものであり、「勝つこと=相手を負かすこと」です。

別にウェイターはお客さんを負かすことが目的ではないですし、勝負という例えは適切で無い気がします。

 

勝負哲学

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 自分を信用しない

 

それでは宮崎さんは一体誰と戦っているのか。

それは「自分」ではないでしょうか。

 

推測ですが、宮崎さんはおそらく自分の力量を信用していません。

世界大会で優勝しようがなんだろうが、常に自分はミスを犯し、失敗する人間だと自覚している。

だからこそ「失敗を犯す自分」と常に対決する気持ちで仕事に臨み、自分と戦っているのだと思います。

 

一番の敵は慢心

 

人間はある程度の高みに登りつめると慢心します。

自分はおおかたのことが出来るという自信を持ち、それが妨げとなって成長を拒みます。

その壁を突破できるのは慢心せず自分と戦う気持ちを持った人だけなのかな、とそんなことを感じました。

 

奏者でもそうですが、うまい人ほど自分のミスによく気が付きます

失敗すると、ああーもうイヤだ!と自己嫌悪におちいる人が多いです。

言い換えればミスをすべて自分の責任と捉えている、とも言えます。

 

しんどいでしょうね…自分が悪いと思い続けて、なおかつ終わりが無いですから。

ですが。

高みに登るためには避けては通れない道かもしれません。

自分への大いなる戒めを込めて心に刻んでおこうと思います。

 

勝つ人の考え方 負ける人の考え方

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