指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

考え方

伝わる例え、伝わらない例え

私は例えを用いて説明するのが好きです。合奏でも奏者への指示を出す時に頻繁に使うのですが、比喩ってうまく使わないと意図が全く伝わらないんですよね。 指揮者としての経験から色々と学ぶことがありましたので、わかりやすい例え、わかりにくい例えについ…

ジョブズが徹底させた「自己責任」 ー 「僕がアップルで学んだこと」を読んで

この本を読みました。 僕がアップルで学んだこと 環境を整えれば人が変わる、組織が変わる (アスキー新書) 作者: 松井博 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス 発売日: 2012/10/24 メディア: Kindle版 購入: 1人 クリック: 3回 この商品…

親しくない人との会話ほど饒舌になってしまう

昔、仕事の関係でそれほど親しくない先輩の車によく乗せてもらうことがあったのですが、間が持たなくなるのが怖くて結構無理して自分から話題を振って会話するようにしていたんです。 乗せてもらって何回目かに先輩から「にょっきくんてよくしゃべるよな」と…

逆境に立ち向かう人のための「左手のためのピアノ協奏曲」

佐村河内の件の何が腹が立つかって、本当に障害があるにもかかわらず頑張っている音楽家たちをバカにしたことなんですよ。 私は数年前に舘野泉という右手が動かないピアニストが、ラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲を演奏するのを生で聞いたのですが本当に…

平等が生む混乱とカオス

このブログの話のタネの常連になっている感はありますが…先週のスコラ坂本龍一音楽の学校で非常に興味深い話が出てきていました。 先週は近代のクラシック音楽のシリーズ第1回目ということでシェーンベルクなどの十二音技法を取り上げる回でした。 近代の音…

アウトプットを促さない教育 ― 「男の子が自立する子育て」を読んで

この本を読みおえました。 男の子が自立する子育て 作者: 北原福二 出版社/メーカー: かんき出版 発売日: 2011/03/02 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回 この商品を含むブログ (1件) を見る 校長でありながら現役で教壇にも立つ筆者が子供の自…

6割くらい理解できる本が一番面白い

最近とある言論系Podcastにハマっており、それがきっかけで人文系の書籍に興味が出てきました。 ここ数カ月で何冊か読んでみたのですが、6割くらい理解できる本が一番面白いかなあと感じています。 理解する技術 情報の本質が分かる (PHP新書) 作者: 藤沢晃…

「相手の気持ちになって考える」というエゴ

小学生の時に「相手の気持ちになって考えよう」とよく言われました。 学級目標で「相手の立場に立とう」とかもありましたし、自分がされて嬉しいことをしてあげようとも教えられました。 大人になったいま思うのは、相手の気持ちに立つということも一つのエ…

YouTubeで知ったアーティストのCDを買っていない

ここ数年で、音楽を買ったりレンタルしたりする頻度がかなり減りました。 特に新規開拓が少ない。 不思議なことにアーティスト名は昔よりもかなり知っているんですよ。 ネットや雑誌の影響で知識量は増えてるんです。 バンド名を知っているし曲を聞いたこと…

スイーツマラソンに思う自分へのご褒美

こんなイベントやってたそうです。 走った人に、ご褒美を。スイーツマラソン | エントリー スイーツマラソンてなんぞいな。 給水所で水の代わりにスイーツでも食べるのかなと思ったら大体あってました。 食べてすぐ走るとお腹いたくなるんで私はムリですね…

嘘を発信することと嘘かもしれないことを受信すること

ツベルクリンさん(id:juverk)さんのブログが発端となり、嘘についての議論が盛り上がっているようです。 個人ブログの嘘はどこまで許されるのかなって話 - ネットの海の渚にて 作り話をさも体験談のように語る弊害について - ←ズイショ→ ブログに嘘を書き続…

花は咲く

何日か前の夕方、なんとなくチャンネルを回したNHKでやっていた震災復興プロジェクト番組に目がとまりました。 震災復興ソング「花は咲く」をアイスリンクで歌う子供達の合唱団とそれに合わせて踊る荒川静香と子供達のスケーターという企画で、子供達が歌う…

ドッキリが怖い

バラエティー番組でドッキリ企画ってあるじゃないですか。 私はあれを見ることができません。 ドッキリが怖いんです。 嫌いとか倫理的に許せないとかではなく、ただ怖い。 他人にはあまり共感してもらえないのですが。 ロンドンハーツ vol.7 [Blu-ray] 出版…

悩みを言い当てる人

3日ほど前のエントリーで恐縮なのですが、この話がとても面白かったです。 思ったことを口に出す後輩 特に課長が泣いたくだりがとても興味深い。誰だって悩みはあって、その悩みを指摘されたいんですよね。 あたりまえだけどなかなかできない 叱り方のルール…

夢と言う名の逃げ道

某部活の強豪校のドキュメンタリーがテレビでやっていたのでぼーっと見ていました。 その学校は強豪校であるものの、全国一位になったことはなく、全国大会にいける割合も半々くらい。 今年こそは念願の優勝を!という目標を立てて、かなり年配の顧問の先生…

Gunosy 4.0 に思う情報の偏食

知らない間にグノシーが4.0にアップデートしていました。 アイコンまで変わっていたので最初はスパムか何かをダウンロードしてしまったのかと思いましたが。 以前の白地に黒で「G」だけのシンプルなアイコンから、カラフルな新聞紙でできた紙飛行機のアイコ…

コミュニケーション能力=誤解を生まない能力

こないだ久しぶりにケミカルブラザーズの昔のアルバムなんかを聞いたのですが、こんな音が入っていたんだと初めて気づく音がいくつかありました。 このCDを買ったときはまだ学生で安くて小さいスピーカーでしか聞いていたので気づかなかったのですが、HS…

「なぜ努力するのか」から考える

この記事を読みました。 http://教科書を7回読むだけで、断然トップになれた!(後編):PRESIDENT Online - プレジデント http://president.jp/articles/-/11965 感じたのは、まず山口さんが天才だということ。 教科書を7回読むだけとはいうものの、それを…

オチがある話をするのは嫌われるのが怖いから

ヅラ美さん(id:nomenzura)のこの話を読ませていただきました。 女性の話にはオチが無いからつまらない?…というか。 - 能面ヅラ美 うーん自分もいろいろと思うところがあります。 談志CD大全 21世紀BOX アーティスト: 立川談志 出版社/メーカー: 日本コロ…

平凡と平凡を掛け合わせて非凡をつくる

就職活動を始め出した時、私は自分の平凡さがつくづく嫌になりました。 自己分析をすればするほど自分に魅力がないような気がしてきます。 プログラミングは多少できるとはいえ、決して自慢できるほどではない。 曲を作ったりするのも好きだが、それで食って…

贈り物のお返しを考えるのが面倒くさい

バレンタインデーに何人かのブロガーさんが「チョコ頂きました!」というエントリをあげていたのをみました。 チョコに限らず、顔も見たことない方から物を送っていただくって本当にすごいと思います。 正直うらやましい。 うらやましいのですが、私はほしい…

死んだ人にはもう会えない

レイハラカミがリミックスしたASA-CHANG & 巡礼のSenakaを聞いているとそんなことをふと思いました。 レイハラカミは3年前に40歳という若さで亡くなりましたが、一度はライブを見ておきたかったなあと。 人が亡くなると悲しいのは、その人とその人から発信さ…

感情を感情のままおいておかないために

日々暮らしていると様々な感情がわきあがります。 仕事を手伝ってもらって嬉しかったりとか、汚職のニュースを見て腹が立ったりだとか。 そんな日々の感情を感情のまま終わらせるのはちょっともったいないな、と思うのです。 まあ、意識して感情をアウトプッ…

チョコレートという名の承認ツール

男は誰だってチョコが欲しい。 それは200%そうだと思っています。 別に本命とか義理とか関係ないんです。 チョコをもらうことイコール承認されているということなんです。 リンツ(Lindt) スイストラディション・デラックス 145g 出版社/メーカー: リンツ メ…

録音を嫌う音楽家

スコラ音楽の学校で、ジョン・ケージ(4分33秒の人)は「レコードは絵葉書にすぎない」と言って録音を嫌っていたという話が出ていて、ほうほうと興味深く見ていました。いまじゃ録音は音楽じゃないなんていう人はほぼいませんが、なんとなくケージの言うこと…

趣味は義務になってからがオモシロイ

だらだらとブログを書いてもうすぐ3ヶ月ですが、そろそろめんどくさくなってきました。 書きたいことを思いついても、もう今日はいいかなあと次の日に回して何を書こうとしていたか忘れることも増えてきたので、思いついたことはできるだけその場でメモする…

お客さんに感想を聞くラーメン屋さん

学生のとき、家のちかくにラーメン屋街がありました。 高い店も安い店もおいしい店もまずい店もある玉石混合の激戦区。 新規参入してはつぶれる店も多かったのですが、その中で開店してすぐさま一番人気になった店がありました。 どうやらその店はオープンし…

幻滅するほどには愛していたのだ

全体的にちょっとボカした話になるかもしれません。 知り合いにバレるとアレなので。 この土日に幻滅することがありました。 とあるものに対するドロドロした内情を知ってしまい、すごくすごくガッカリしました。 ガッカリし切ったところで「ああ、幻滅する…

相づちが打てるだけで話し上手ではないです

私はわりと初対面の人とも打ち解けて話せる方です。 実際「話しやすい人ですね」と言われることもあります。 が、自分が話し上手だとは思っていません。 相づちが打てるだけで、自分から話しかけるのは苦手です。 ムカつく相手を一発で黙らせるオトナの対話…

全聾作曲家代筆問題に思う「芸術的価値」と「ゴシップ的価値」

佐村河内さんの作品がゴーストライターによる代筆だったと知って驚いています。 耳の聞こえない作曲家として一躍脚光を浴びた佐村河内さんですが、代表作の交響曲第1番「ヒロシマ」も彼の作ではなかったようです。 「騙された!CD買って損した!」という空気…

コメントを考えるのはコメントを読む前に

考える系の記事を読んで、ふむブクマコメントを書こうかなという時に、ついつい他のコメントを読んでから自分の考えをまとめる、ということをやってしまいがちです。 自省も含めて書くのですが、やはり他のコメントを見るとそっちに自分の考えが多少なりとも…

何者でもない自分への憧れ

初めて行く繁華街で家族と買い物をしていた日曜日。 一緒に買い物をしていたのですが急な用事で別行動をすることになり2時間ほど空きが出来ることにました。 私の荷物は全て車の中で、持っているのはiPhoneと財布と手袋のみ。 カバンさえ持たずに街を歩くの…

「安定の面白さ」のつまらなさ

いまさらですが、三谷幸喜のステキな金縛りをみました。期待通り面白かったです。 が、期待通りすぎてつまらなかった。ちゃんと面白かったけど全てが期待の範囲内でつまらなかったんです。安定感はあった。ちゃんと笑えたしホロリと泣けた。だけど全て「うん…

「理解できない→価値がない」でよいのか

買おうかなーと思っている本の書評を見たくてAmazonでレビューを見てみたところ、星1つをつけている人が。 その理由が「文章が難しくて全くわかりませんでした」とのこと。 作品の内容を理解できなかったというのはその作品の評価になりえるのでしょうか。 C…

未完成なものが好き

最近このブログをガチャガチャといじって遊んでいますが、気になっていたブログが少し見ない間にガラッと装いを変えていて悲しい、ということもありますよね。 初めて見た時はデザインは初期設定っぽいもの、記事はその日の出来事の羅列、画像は一切なくテキ…

完全なデジタル音楽は存在しない

スコラ・音楽の学校でオープンリールアンサンブルが出ていました。 やはりリールをガッキャガッキャ回すのはカッコイイ。 TEDのこの動画も大好きです。 Musical performance: Open Reel Ensemble at ... 面白かったのは、スコラは「電子音楽」の回に突入して…

灰皿がある飲食店

先日、定食屋でお昼ご飯を食べていた時のこと。 あまり入ったことのないお店だったのですが、結構おいしくてまた来ようかなと思って定食を食べ進めていると、となりの一足先に食べ終わった兄ちゃんがタバコを吸い始めました。 「ご飯食べてる横で吸うなよー…

私が電子書籍でなくハードカバーを愛する理由

私のブログには一応広告は貼っているものの、あんまり関係ない商品を載せたりもしているせいか直接リンクをたどって商品を買う人は少ないです。 少ない購入履歴を見ていて気になったのですが、どうもハードカバーや文庫よりもKindleの方が売上が多い。 みん…

事故はおこる時はおこる

優しい人ほど他者に期待しないで書いたフールプルーフですが、やはりどんだけ準備していたとしてもアクシデントっておこってしまうと思うのですよ。 私たちにできることは、その可能性を下げることだけ。

お酌をしないと怒る人

この記事を読ませていただいて。 「『ゆとり世代』に気づいて欲しいこと」に対する違和感 - ぐるりみち。 私もお酌大反対派なのですが、濃密なお酌文化の中にちょっといたためお酌をさせたい人たちの気持ちはなんとなくわかっているつもりです。 お酌をさせ…

逃げ道を残して叱る

黒田官兵衛の戦術みたいな特集をテレビで見ました。 その中に印象的な戦術が。 官兵衛が敵を追い詰めるときは全方位から追い詰めるのではなく、必ず逃げ道を残しておいたそうです。 逃げ道を立った状態で追い詰めると、敵は死に物狂いで抵抗する。 しかし逃…

「海は広い」というブログを書かないために

最近、ブログを書き出してからやっぱり消す、ということが何回か続いています。 書いている途中で気が変わるというよりかは、「あ、当たり前のことを書いてるな」と気づくのです。 極端な話、「海って広いなあ」「ラーメンって食べ過ぎると気持ち悪くなるよ…

いいものが売れるという時代は終わった

コカコーラCEOのムーター・ケントがインタビューで「いいものは売れるという時代は終わりました」と述べていました。 これからはよりブランド力が大事だという文脈での発言だったのですが、そもそも「いいもの」ってなんなんでしょうか。 Kindle有名作品に学…

優しい人ほど他者に期待しない

「成人すること」と「大人になること」は違う - ゆーすとの日記 ちょっと時差が空いてしまいましたがこの記事を読ませていただいて…。 「大人になるということは他人に期待をしないこと」というのは確かにそうかもと思いましたが、私は「優しい人ほど他人に…

芝エビと浮気

冷凍庫をあさっていたら、奥の方から冷凍エビが出てきました。 裏を見るとあのバナメイエビ。 少し前話題になった食品偽装(誤表示?)で芝エビの代わりに使われていたことで有名になりましたね。 自分だったら味の違いわかんないだろうなーと思いつつ、芝エ…

ベートーベンは初音ミクの夢を見るか

録画していた「スコラ 坂本龍一 音楽の学校」の電子楽器編第1回を見ました。 非常に面白く興味深かったです。 ゲストを交えて電子音楽に至るまでの音楽の歴史を軽くさらっていたのですが、その時点でもうすでに面白い。 ATAK 020 THE END アーティスト: 渋谷…

片付けるのはカンタン。キレイに保つことが難しい…。

ここ数日PC周りの環境を入れ替えており、同時に部屋を掃除していました。 正直に言うとネットでよくある「部屋晒し」のオシャレ部屋に触発された、というのもあります。 片付けは終わりそれなりにキレイになったところで、一時的にキレイにするのはカンタン…

私がプライドを持つ理由

私は高校生の時に「プライドっていらないんじゃないか」と考えていました。 もともと自尊心が高すぎる人があまり好きではなく、偉そうな言い方や上から目線が苦手でしたので「自分はプライドを一切持たず、ひたすら謙虚に謙遜して生きていこう」と本気で思っ…

心が健康であるとき、私は考えごとをしたくなる

去年のくれから、日々思ったことをいろいろとこねくり回して少しずつブログに書いています。 なんで急にそんなことになったのかなーと自分でも思うのですが、理由の一つに心が健康だからがあるんじゃないかと最近気づきました。 心が健康である時に、どうや…

舌打ちをする大人は泣く子供と同レベル

この記事を読みました。 【炎上】ホリエモン、新幹線で泣く子供に対し「舌打ちもしょうがない」「睡眠薬飲ませればいい」と発言 - NAVER まとめ 私の考えをまとめて言いますと、 親は子供が周りに迷惑をかけないよう最大限努力すべき 舌打ちをする大人は泣く…